まほろ駅前番外地

2011年に映画化され、直木賞を受賞した作品「まほろ駅前多田便利軒」の続編になります。

本作は「番外地」とありますが、本編は変わらず前作と同じく主人公の多田と行天の便利屋家業としての日常が綴られています。
しかし、今作では作中に登場した人々を主人公にした「スピンオフ作品」も収録されております。
この「スピンオフ」では多田が息子に代わって見舞いに行っている曾根田のおばあちゃんの若い頃、また多田にバスの運行を見張らせてバス会社の怠慢を見つけようとした岡老人の細君など意外な人物にスポットが当たります。
本編が楽しめた人なら、こちらも楽しめると思います。
個人的に曾根田おばあちゃんの話は、男二人の本編と違って女性らしい色彩があって面白かったです。

因みに今作と同じタイトルのテレビドラマが2013年1月からオリジナルストーリー含め全12話で放映されました。
主演は映画と同じく多田啓介を瑛太、行天春彦を松田龍平となっています。
書籍とも映画とも違う「多田便利軒」の物語が見たい方は、こちらも御覧ください。

まほろ駅前番外地
初版:2009年10月/文藝春秋
文庫版:2012年10月/文春文庫

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